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好きだよ続き♪

「ん」
 今度はあたしから抱きついて、ぎゅぅってしてあげる。今日の達也、すごく可愛い。
 そうだよね。SEXなんて、リクエストして上手くなってもらおうっと。
 達也が背中を屈める。目を閉じると、啄ばむようなキス。
「好きだよ…理香子…」
 もう一度、唇が重なる。達也の手が背中に回されて、きつく抱き締められる。
「ん…んん……」
 舌先を触れ合わせる。いつになく優しいキス。そのまま二人、ベッドへ倒れこむ。

 服を脱いで抱き合うと、人の肌ってこんなに温かいんだなぁってしみじみ感じる。
「理香子…」
 耳元で囁く声も気持ちいい。胸を、腿を、達也の掌が這うだけでびくんってしちゃう。この頃ぜったい感じやすくなってるなって思う。
「いっぱぃ…キスして…」
 おねだりしてみると、達也は悪戯っ子みたいにニヤって笑ってあたしの顔を覗き込んだ。
「ここにも?」
 腿にあった手が、あそこへ移動して来て、指先が花びらをすっと撫でる。
「んっ…うん…」
 すぐに濡れちゃう。達也が来る前にバイブで逝ったばかりだし、敏感になってるのかも。達也の唇が、首筋から胸元を通って、乳首に軽く触れると
「ぁ…ん……ん…」
 甘い声が出ちゃう。あたし、身体を反らして、胸を突き出して。
「理香子はこういうのダメかと思ってた」
 言いながら、達也の唇が胸からお腹へと下がっていく。最初の時に恥ずかしくてイヤって言ったからかな。イヤって言っても強引にされたいことだってあるんだけど…そういうの分かって欲しいっていうのは我儘なのかな。
 達也の両手があたしの膝裏を押さえる。脚を大きく開かされる。
「恥ずかしい…けど…ぁぅ…」
 チュッ…って強くクリを吸われて、ぴくんって腰が跳ねちゃう。
「今日、敏感だね」
 ぴちゃぴちゃって音を立てて、達也の舌が溢れる蜜を下から舐めとっていく。アソコの周りを舐められると、すごく気持ちよくて…達也の顔に押し付けるように腰を浮かして動かしちゃって。こんな風に達也がしてくれたの初めてだから、嬉しくて
「ぁ…いぃ……達也ぁ…指…入れて…」
 今日は…おねだりすることに決めたの。
「今日の理香子…すげーエロい」
 ちゅぷ…達也が指を入れてくれる。
「ぁ…はぁ……」
 指を迎え入れて、アソコの中がひくひくするのが分かる。
「いっぱぃ…かき混ぜて……」
 やらしく腰を動かしちゃう。
「理香子…可愛い…」
 達也が指を出し入れするたびに、小さくクチュクチュ音がして、蜜がどんどん溢れる。奥の方が蕩けてくると、硬くて太いモノが欲しくたまらなくなってくる。
「達也のにも…キスしたい…」
「ん……」
 達也が体勢を変える。あたしの顔の上に跨るようになって、ビンビンになってるモノが目の前に来る。両手を添えて、先端から舌を這わす。小さな口のところを尖らせた舌で刺激して、両手はゆっくり動かして根元の方を擦って。
「うぁ…いぃよ…理香子…」
 達也の腰が動く。達也の指はあたしの中で円を描くように動いて、すごく感じるところに時々触れる。溢れる蜜を舐める音が高まるとたまらない気分になって、あたしも達也のモノを音を立てて舐め始める。
「達也…いぃ……もっと…奥も……」
 腰をくねらせてねだって。根元から先端までぺろぺろって舐め上げて。部屋の中に湿った音と、二人の喘ぐ声だけが響く。
「ぁ…はぁ……っ」
 達也が挿入する指を増やしたのが分かる。アソコの中がいっぱいになって、ひくつく膣壁が指を締め付けていく。
「ん…ん……う……」
 あたしの中、いっぱいにして。あたし、達也の太いモノを口の奥深くへ咥えていく。下の口も、上の口も、達也でいっぱいになりたい。唾液を絡め、舌を動かし、ちゅぅって吸い上げて。
「あぁぁ…いぃ……」
 達也の腰の動きが激しくなる。あたしは両脚で達也の顔を挟み込み、何度も腰を跳ね上げる。
「んっ…んっ……んぅ…っ」
 くちゅぅっ…って大きな水音が聞こえて、その瞬間潮を噴いちゃうのが分かった。身体の奥で何かが弾ける。同時に、達也のモノをきつく吸い上げる。
「ぁ……いくっ………!」
 達也が大きく腰を突き出して硬直した。口の中に生暖かいものが溢れて来る。あたしも、指を締め付けて達しちゃって……。
 ぐったりと力を抜いた達也の重みを身体に感じながら、あたし、携帯に入ってる佐伯さんのアドレスはやっぱり消さなくちゃって思ってた。(完)
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